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0歳からのおすすめ絵本「109ひきのどうぶつマラソン」

109ひきのどうぶつマラソン

いろいろな楽しみ方ができる絵本「109ひきのどうぶつマラソン」

子供って動物が好きですよね。我が家の娘ももちろん動物が大好き。

テレビに動物が出てくるとおおはしゃぎ、動物の絵本でおおはしゃぎ、散歩中に犬を見かけるとおおはしゃぎ、動物園に行ってみたらやっぱりおおはしゃぎ。
そんな娘が0歳から今までで一番読んでいた絵本がこの、のはなはるかさんの「109ひきのどうぶつマラソン」です。

「109ひきのどうぶつマラソン」ってどんな絵本

タイトル通り、109ひきのどうぶつたちが、山や森や海や氷上などを競争していくストーリーなのですが、なんといってもどうぶつたちがかわいい。ライオン、ゾウ、パンダなどの定番の動物から、ジュレヌク、マンガリッツァ、クーズーなどちょっと珍しい動物、さらにキョウリュウやマンモス、ユニコーンなど実在しない動物まで個性的な109ひきのどうぶつたちが、とてもかわいく描かれています。

さらに、ゴールを目指す動物たちには1匹1匹にストーリーがあるので、好きな動物がそれぞれの場面でどんな行動をしているのか探して読んでいくなど、子供の月齢や年齢に合わせていろいろな楽しみ方ができます。

月齢や年齢に合わせた楽しみ方

109ひきのどうぶつマラソン

好きな動物を見つける[生後9ヶ月ごろ]

娘がはじめてこの絵本を読んだのは9ヶ月ごろ。
そのころの娘は動物の真似をすることにハマっていて、ゴリラを見つけると「ウホウホ」、タヌキを見つけると「ポンポコポン」、ゾウを見つけると「パオーン」といった感じで、知っている動物を探しては真似をして遊んでいました。
109ひきもいるので最初はなかなか知っている動物を見つけられないのですが、親と一緒に何度も何度も読んでいると動物の場所を覚えはじめ、1週間ほど経つとページを開いた瞬間に好きな動物を指差して大きな声で名前を呼ぶようになりました。

新しい動物の名前を覚える[生後10ヶ月ごろ]

知っている動物の位置を覚えてくると次は新しい動物が気になって、いろいろな動物を指差すようになりました。
娘が指差した動物の名前を親が答える、という遊びを繰り返しているうちに少しずつ動物の名前を覚えはじめ、今度は親が「アルパカは?」と聞くと娘がアルパカを指差すという遊びに発展していきました。
次第に名前のわかる動物の数が増えていき、1歳ごろまでには50種類近い動物を指させるようになっていたと思います。

マンモスとゾウの違いはなかなかわからなかったようで、マンモスを指差したので「マンモス」と答えると娘が「ゾウ」と訂正してくるようになったのがとてもかわいかった。笑

会話しながらストーリーを楽しむ[1歳2ヶ月ごろ]

1歳2ヶ月頃から、言葉を話し始めストーリーがわかってくるようになりました。
「チーター早いねえ」「ゾウ大きいねえ」「タヌキがなんか食べてるねえ」など親子で会話をするように。ひざの上に乗った娘と一緒に絵本を読む時間が親にとっては癒しのひとときですよね。親子で会話できるようになると、お互いに絵本を読むのがさらに楽しくなります。

これからの遊び[2歳以降]

この絵本を読んでとてもいいなあと思ったのは、ゴールした後に109匹全ての動物にメダルが送られる場面でした。マラソンを1等でゴールした動物はもちろん、他の頑張った動物たちにも同じようにそれぞれの行動にちなんだメダルが送られます。
1等賞じゃなくても、

109ひきのどうぶつマラソン

本の最後には、それぞれの動物がもらったメダルの説明が描かれています。メダルの説明を読んで、またはじめから読み返してみるとまた新たな発見があると思います。

各ページ内には「みつけてみよう」という隠されたアイテムを探すミニコーナーもあります。
しかけが一杯でこれからもまだまだ楽しめそうです。

おすすめ度★5つ

楽しさ、かわいさ、遊び方の幅広さなど、どれをとっても大満足で超おすすめです。

動物を探す、動物の名前を覚える、親とコミュニケーションする、など子供の知育発達の面でもとても良いと思います。
娘はこの絵本で何かを見つける(判別力)や名前を覚える(記憶力)が自然と身につきました。

作者の「のはなはるか」さんは、他にも動物の絵本を何冊か描いているようなので、他の本も読んでみようと思っています。

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